日朝問題の話し合いが行われている、余裕を見せる北朝鮮と焦るばかりの日本ばかり。やっぱり日本というのは外交が下手な国である。そんな中で拉致被害者を対象にした北朝鮮向け日本語短波放送が始まった。もちろん、日本ではNHKしか国際放送は認められていないので、特定失踪者問題調査会が番組制作し、音声ファイルをイギリスの放送局へインターネット経由で送り、ロシアの極東地域から送信している。ロシアといえば「ロシアの声(旧モスクワ放送)」外までも協力に受信できるため、この放送も受信できてしまう。
「しおかぜ」と名付けられたこの放送は、周波数5980khzで毎日23時30分から0時まで行われており、内容は失踪者の名前と失踪したときの経緯や情報を求める呼びかけなどをしている。詳細は実際の放送を聞いた方が良いと思うが、今時短波ラジオなんて、電気屋に行っても簡単に見つからない。よくこの話題が日本のニュースで流れるときに出てくるラジオが、ソニーICF-SW7600GRというラジオである。携帯電話のように周波数を打ち込むだけで、受信できてしまう。と書いても、なれるまでには一週間ほどかかりますが。
SONY FMステレオ/LW/MW/SW PLLシンセサイザーワールドバンドレシーバー ICF-SW7600GR