はい、こちら加茂ちゃんで~す。

デジタル時代に生きる、アナログ人間の日々。

2008年11月

ここまで「コピペ病」が蔓延か?空幕長が「変な論文」を書いて、更迭されたようですが、どんなものかと読んでみた。「日本は侵略していない」と言うことを書きたかったらしいが、ほとんど「引用」の固まり。小中学生が「読書感想文をコピペ」でやっていると話題になっていたが、団塊の世代と呼ばれる六〇過ぎのおじさんまで、ある意味「コピペ病」になっていて、それで300万円ももらったのでは、あまりにも「虫が良すぎる」懸賞論文ではないか?
戦前の日本は「大日本帝国憲法」という「帝国主義国家」だった。帝国主義を唱える以上は、武力的・政治的に「相手国を占領統治」するのが基本構造なのである。一方、占領統治された国の国民からしてみれば、理由はどうであれ、これまでの違う「社会体制」を義務づけられてしまう。「侵略」とはこういうことだろう。
沖縄を見れば、朝鮮・韓国、中国の国民の心境が少しは理解できるかもしれない。アメリカは戦後、沖縄を占領し「琉球」を作ったが、米軍基地をたくさん作り「戦略的拠点」にしてしまった。沖縄は本土返還されたが、現在も多くの軍事施設があり、騒音問題や米軍軍人の犯罪が後を絶たない。検挙してもアメリカ側に有利な審判になってしまう。米軍基地を抱える地域共通の悩みである。戦前の日本もアジア諸国で、現在の在日米軍と同じ立場だったと思う。だからこそ韓国は今もって、日本から解放された日は「光複節」として祝っているし、空幕長の働いていた航空自衛隊では「侵略した反省」から相手国を攻撃する「爆撃機」や「長距離輸送機」は政府専用機を除いて、配備されていないし、日本海軍をそのまま受け継いだ形の海上自衛隊でさえ、「航空母艦」は持っていない。「侵略した反省」から「国土防衛」の装備しか持っていない。
「給油継続法案」ももっと論議して、どこが「日本国民のため」になるのか、はっきりした答えを出した方がみんな納得すると思う。

なんだかなあ、麻生さんがお金をばらまくらしいが。「税金」で「一票」もらうつもりか?公職選挙法に引っかからない方法をよく思いつくね。もらってもいいけれど「所得」と見なされて、翌年の施設への自己負担額が値上げされても困るんですが。
そんなことよ「り障害者自立支援法」を改正して、負担額を軽減してもらった方が、よっぽど「景気対策」になりますよ。障害者が外出すれば、介護者の分も負担することが多いので、二人分の「経済効果」だし、電車・タクシー・バス、高速料金も全部障害者負担が「原則」なので、一般人よりお金がかかりますから、「障害者自立支援法」で自宅や施設に閉じ込めておくより、「経済波及効果」になるでしょう。

今年も行ってきました、入間航空祭。今年で何回目だか、数え切れなくなってきた。とにかく毎年のように行っているんだから、覚えてない。自分でも「よく飽きない」と感心する。とりあえず航空機を見ていれば、何時間でも退屈しない体質らしい?
そういえば、子供の頃は忙しい父が「どこにも連れて行けない」からと、仕事のトラックに自分を乗せて「横田基地」に連れて行ってくれた。ベトナム戦争の最中なので、輸送機に混じって戦闘機やパンナムのチャーター機まで並んでいて、ワクワクしてみていた。さらにカーラジオをつけると、FMバンドの端っこでモールス信号も聞こえてくる。本当に不思議な世界でした。そのとき以来の「飛行機好き」なのかもしれない。
さて今年の航空祭、いつも混んでいるけれど、それよりまして混んでいた。ゆっくり買い物も出来ないので、途中であきらめのんびり展示飛行を見学。空挺団のパラシュート降下を見ていたら、ボランティアのYさんといっしょに施設職員のNさんの名前を叫んでしまった。このNさん、施設に赴任早々に自分が「陸上自衛隊員」というニックネームを付けてしまったため、10年近く「自衛隊」と呼ばれてしまい、雪の日は他の職員からも「今朝は戦車で出勤ですか」と言われる始末。何しろ第一印象からして、ゴジラVSビオランテに出てくる峰岸徹さんの権藤一佐そのものだったもので・・・。
メインはブルーインパルスの曲芸飛行。T-4練習機が文字通り「宙に舞う」。見ている方は「きれい」だなとのんびりしているが、パイロットの方は「命がけ」で、相当なGがかかっているだろう内蔵は縮まってしまうだろうし、そんなこと考えてしまうとこっちも気持ち悪くなってしまった。
帰りは近くのレストランで夕食会。前の施設で一緒だった友人たちと、20年ぶりの再会なので懐かしい思いがいっぱい。しかしアテトーゼ型の脳性まひというのは、あまり老けませんね。
県リハ出身者も結構、やるときはやるもの。あの頃はこんな形で再会できるとは思いませんでした。

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